相変わらず親が結婚しろとうるさい
親からの結婚の催促にはどう対処するのがベストか
若いうちは何も言わなかったのが、こちらが年齢を重ねるほど親もだんだん結婚しろとうるさくなってきます。
これは親世代に当てはまる一般的な傾向なのでしょうか?
好きでおひとりさまをやっているのに、うるさく結婚しろと催促されてはたまったものではありませんが、感情的に言い返すのは賢い方法とは言えません。
親子なので感情的にものを言いたくなるものですが、売り言葉に買い言葉では喧嘩になるだけです。
喧嘩になってもお互いますますイライラが募るばかりで、根本的には何も解決しません。
では、どう対処するのがベストなのでしょうか?
人によっていろいろな方法が考えられるかもしれませんが、まずは冷静に話すことを試みてみましょう。
おひとりさまを極めたいならなぜそう思うのか説明するのです。
理路整然と説明されれば、結婚こそが幸福と考える親だとしても、独身でいることに納得してくれるかもしれません。
もしくは、今は仕事が忙しいから、またはプライベートが充実しているから「結婚を考えている余裕がない」とストレートに言うのもよいでしょう。
たとえば「仕事が一段落ついたら考える」などと言えば、「一生独身で過ごすつもりではないんだ」と親も安心してくれるはずです。
本心ではたとえ一生独身で過ごすつもりでも、とりあえずそう言っておけば、しばらくは親からの結婚の催促を止めることができます。
もう一つの対処法として、ありのままの現実を伝えるというのはどうでしょうか。
おそらくこれを読む多くのおひとりさまの男性は、現時点で恋人はいないということでしょう。
ラブラブのパートナーがいるのにいつまで経っても結婚しないとしたら、親としては「いい加減に結婚したら?」と言いたくなります。
しかし、結婚したくても相手がいないのであればどうしようもありません。
親に「なんで結婚しないの?」と言われたとき、「恋人ができないから」「誰も自分と結婚してくれない」と素直に伝えれば、親も黙るしかないでしょう。
親を安心させる結婚以外の方法
結婚だけが幸福ではありません。
しかし、おそらく結婚にうるさい旧態依然の価値観を持つ親の場合、結婚してこそ一人前と考えているのではないでしょうか。
一方、そんな親にも結婚以外に一人前だと認めてもらう方法があります。
それは仕事です。
仕事で一定の成果を上げる、出世して高いポジションに就くなどすれば、親は多少安心するのではないでしょうか。
仕事で出世する見込みがない人は、プライベートをますます充実させることです。
世の多くの人が結婚を望むのは、一人では淋しいと感じるからではないでしょうか。
それなら、一人でも毎日がとても充実していて人生を心の底から楽しんでいる姿を見せれば、「子供が幸せならこれでいいのか」と納得してくれるはずです。