「おひとりさまの老後」について考えた。
おひとりさまの老後とは
昔なら、僕のようなおひとりさまは少数派でしたが、今はファミリー世帯を抜き、おひとりさま時代到来、市民権を得るにまでに至ってしまいました。
おひとりさまという生き方がすでに1つのライフスタイルとして確率し、今後も増えるであろうことは明白ですしね。
とはいえ、おひとりさまはやはり1人です、老後もおひとりさまでいることに不安がないかって言うと、漠然と不安を抱える人もいるでしょう。
でも最近は、家族に頼れない人の老後、頼りたくない人の老後の介護をフォローする社会へとなってきています。
仕切り直しは50代から
特に女性にとって、50代というのは子供が独立したり、旦那さんと死別、あるいは離婚しておひとりさまになることもありますね。
50代は体力の衰えが顕著に現れる年齢でもありますし、仕事をしていても生産性が落ちているのを自分で感じることもあるでしょう。
そうやって自分が人生の折返し地点にいることを知るわけですね。
でも誰でもいつか感じることなので、ネガティブにとらえる必要はないと僕は思っています。
気持ちを上手に切り替えることができれば、もっと生活を豊かなものにできると信じています。
50~60代は確かに体力が昔よりは落ちるでしょうが、まだまだエネルギーがありますし、諦めるにはまだ早い!
だから人生を方向転換してみたり、何か新しいことにチャレンジしてみることができるのではないでしょうか?
第二、第三の人生を謳歌しなきゃ損ですもんね!
予測できうるメリット・デメリット
おひとりさまでいると、老後について考えるだけで、不安になってしまう人も多いでしょう。
老後のために何ができるか、とりあえずお金を貯めておく、健康でいようと努力する、老後も安心して暮らせる棲家を確保するなどの方法が考えられますよね。
今は高齢者のための施設も充実していますので、グループホームや介護施設をまず見学しておくことで将来をイメージすることができるかもしれません。
先にそういった現場を見ておけば、自分の将来もイメージできますし、自分なりの「老い」を自分で設計できるのもおひとりさまのメリットと言えると思います。
おひとりさま世代になり、在宅介護をするおひとりさまも増えていると言います。
おひとりさま用のプランも今後多く登場するでしょうから、それを踏まえて今から心も体も、資金なども準備していくと良いでしょう。
おひとりさまのデメリットは、やはり孤独死リスクが高いことでしょうね。
老後もおひとりさまを貫くなら、見守りサービスや医療費、介護費用など、必要となる資金をどう確保するか、資産の運用を含めて備えることが重要になってくるでしょう。