疲労回復のためにやるべきこと。
なぜ人は疲労してしまうのか
最近体力がなくなった、疲れやすくなったと感じる方は、意外と多いのではないでしょうか。しかし、疲労とはいっても、疲労の種類には3つの種類がありますので、まずは簡単にご説明しておきましょうね。
『肉体的疲労』
・運動や肉体労働などにより、筋肉疲労が起こっているまたは、同じ姿勢を続けていることによる疲労の状態。
『精神的疲労』
・主にストレスにより起こるもので、精神的な負担やダメージが大きくなっている状況。
『神経的疲労』
・パソコン作業など、視神経を酷使するまたは、学習などにより、脳の緊張感によって負担が大きくなっている状態。
疲労によって起こるさまざまな症状
疲労や過労によって、私たちの身体は様々な症状に脅かされることになるんです。
そこで、疲労によっておこる症状には、いったいどのようなものがあるのかを、簡単に説明しておきましょうね。
・仕事や勉強に集中できなくなる。
・思考力の低下により、何もしたくなくなる。
・気持ちが落ち込んでしまい、ネガティブ思考になりやすくなる。
・疲れているはずなのに、よく眠れないまたは、眠りが浅くなってしまう。
・朝起きた時、体のだるさを感じ、疲れが残ってしまう。
・日常的に体のだるさを感じ、素早く動くのがおっくうになってしまう。
・疲れやすく、すぐ座りたくなる。
・肩コリや首のコリが気になり、片頭痛がひどくなる。
疲れをとる為に効果的な疲労回復方法
『睡眠』
・疲れをとる為に、最良の方法と云えば睡眠が第一です。
残業で遅くなり、また早朝出勤など、睡眠時間が取れない際には、休憩時間やお昼休み時間など、休息を心掛けるようにしましょう。
『入浴』
・あまり熱い温度にせず、20分程度半身浴でつかりましょう。
最低でも寝る2時間前には、入浴を済ませておきます。
『睡眠前の軽いストレッチ』
・多くても10分程度、あくまでも軽いストレッチにとどめておくことが大切です。
『寝具』
・パジャマは着心地の良いもの、まくらは頭のサイズに合ったものを、リラックスして眠れる寝具をそろえましょう。
『環境』
・寝室は暗めに、ラジオやスマホのもち込みは厳禁です。
これらの対策は、副交感神経にスムーズに移行するための方法で、頭を興奮させないということが大事なんです。
疲労回復のために摂取したい成分
就寝前は、とにかく精神的にも、興奮しないような工夫が大切です。
副交感神経の働きにより、身体は修復されていきますので、睡眠が最も適した疲労回復方法だからです。
それとともに、サポート役として、疲労回復のために摂取したい成分を取り入れていきましょう。
『鶏肉』
・胸肉やささみなどは、酸化ストレスを軽減する、イミダペプチドや良質なアミノ酸も豊富。
『クエン酸』
・疲労回復効果で、1日3回程度に分けて摂取。
『ビタミンB群』
・エネルギー代謝を高める効果。
なお、睡眠の妨げになりますので、最低でも就寝の3時間前に食事を取っておきましょう。