転売ビジネスで稼ぐことは可能？

転売ビジネスの特徴と種類

転売ビジネスとは、自分で商品を安く仕入れた後、仕入れ値よりも高い価格で売って利益を得る方法です。
専門的な資格やスキルが不要なので、初心者向けのビジネスではありますが、仕入れる品や時期、売り方によって利益を得る人と損をする人の差が出ます。

商品を販売するタイミングが良ければ多くの利益を生み出せますが、赤字になる場合もあるので、どれほどの利益が出せるかは自分の腕にかかっています。
もし転売を目的に古物の仕入れをする場合は、古物商許可証の取得は必須になるので、その点はきちんと認識しておきましょう。

転売には大きく分けて、2つの方法があります。1つは「商品を安くで仕入れ、高く売る方法」です。
もう1つは「プレミアが見込まれる商品を事前に仕入れ、プレミアがつく時期に売る」ことです。

単に安値で商品を仕入れてもその商品が売れなければ意味がありません。
定期的に商品を売るためには、仕入れ価格をはじめ販売価格、送料や手数料のことも踏まえつつ、トレンドや需要を徹底的にリサーチすることが大切です。

始めた人皆が利益を得られるとは限りませんが、転売ビジネスで稼ぐことは可能です。
最初は慣れるまで時間がかかりますが、業務に慣れてくるとスキマ時間でさばけるので、まとまった時間が確保できなくても利益を上げられます。

よく売れるヒット商品のほかにも、プレミアがついた商品を仕入れられたら、商品を一つ売るだけで数万円の利益を得られるでしょう。
売れる商品をこまめにリサーチし、仕入れルートを確立していれば、ちょっとした時間に稼ぐことができるビジネスです。

転売ビジネスのメリットは、すぐにお金が手に入ることです。ショッピングサイトやフリマアプリ、オークションで商品を販売すると、商品が売れてから約半月ほどで売上金が入ります。
アプリによっては口座にすぐ入金されるものもあるので、すぐにお金が欲しい方に最適なビジネスです。

また、仕入れたい商品を事前にリサーチできるので、比較的リスクが少ないのが挙げられます。
今欲しい商品が、通販サイトやフリマアプリでどれほどの価格で販売されているか事前にチェックできるので、適正な価格設定がしやすくなり、赤字のリスクを避けられます。

一方、デメリットとしては、仕入れ資金がある程度必要になることです。
誰でも始めやすいビジネスではありますが、売る商品が必要になるので、それなりの資金を準備しなければなりません。

ビジネスをやり始めた段階では、低額でもよく売れる商品を扱うのが得策です。
低額商品でも少しずつ売り続けて時間をかけることで、資金調達につながり複数の商品を売ることができます。

以前はBOOKOFFのようなリサイクルショップで商品を仕入れることが主でしたが、今は通販サイトやフリマアプリも利用しながら商品を仕入れます。
リサイクルショップには、店舗ごとに扱う商品の種類や状態が異なり、新品未使用の商品をはじめ、中古やジャンク品も売られていることがあります。

リサイクルショップが近場に無い場合は、国内・海外のネットショップで商品を仕入れましょう。
レア物やブランド品を仕入れるならエコリングtheオークションといった、BtoB 向けオークションを利用するのも一つの手。複数の仕入れルートを確保するのが利益を得るカギともいえます。