重い腰を上げて電子レンジの掃除をする。
電子レンジは便利だよね
昔の人に話しを聞くと、昭和初期の時代までは、どの家でもかまどが主流で、鍋や釜が必需品だったんですよね。
時代は変わり、お台所事情が大きく変わったのが、電子レンジの出現によるものです。
電子レンジは、マイクロウエーブという電磁波により、水分を含んだものを過熱させるというしくみなんです。
今では「チンする」の一言で、誰でもわかる調理家電になっていますよね。
電子レンジさえあれば、ガスコンロなども必要なく、お湯も手軽に沸かせることから、一人暮らしの必需品とも言えます。
最近は、手軽な冷凍食品も増え、冷凍庫と電子レンジさえあれば、何でも事足りちゃうんですよね。
電子レンジ内が汚れる原因
ところで、電子レンジの大掃除って、お宅はやっていますか ?
最近の電子レンジは、オーブン付きのタイプも多くて、焼き菓子やパンなんかも、手軽に焼けますよね。
でもその分、電子レンジの中は、かなり汚れていることをご存じでしょうか。
電子レンジの汚れは、パンを焼いたり、食べ物を温めたりする際に、水蒸気とともに飛び散ってしまうタンパク質や脂なんかの汚れなんです。
このまま放置しておけば、庫内が焦げ付いてしまい、さびや汚れの原因となってしまうんです。
こうした汚れを放置していると、電子レンジが正常な機能を果たせなくなり、加熱効率も悪くなってしまいます。
こうした汚れは、電磁波を遮ってしまうので、電気代も余分にかかってしまうんですよ。
落ちにくい電子レンジ内の汚れ
最近の電子レンジは、庫内にテフロン加工などがほどこされているため、比較的簡単に掃除することができます。
でも、長年こびりついてしまった汚れはかなり頑固 !
無理やり金属タワシなどでこすってしまうと、表面がはがれてしまい、さびつく原因となってしまいます。
同じように、強力な洗剤を使うのもNG !
強力な洗剤の中には、これを溶かしてしまうのもあり、第一食べ物に匂いが移る可能性もあるから危険なんです。
また、電子レンジは、食品内の水分を過熱し、常に水蒸気が発生しやすい為、水あかなんかもたまりやすいんです。
つまり、電子レンジの中は、油や食べ物の汁のほか、水あかが混ざり合っている状態で、汚れがとても落ちにくい状態になっています。
電子レンジ内の掃除方法
『汚れ/焦げ付き/ニオイを落とす方法』
・重曹やセスキ炭酸ソーダ/耐熱容器/ふきん/キッチンペーパー
まず、耐熱容器に水200CCと重曹大さじ1杯を入れ、レンジで5分程度加熱します。
過熱し終わったら、そのまま20分ほど放置、後はふきん重層水を含ませレンジ内を軽く水拭きし、乾いたふきんで乾拭きしたらお掃除完了です。
『水アカを落とす方法』
・クエン酸/耐熱容器/ふきん/キッチンペーパー
同じように、耐熱容器に水200CCとクエン酸大さじ1を混ぜ、レンジで5分程度加熱します。
そのまま15分ほど放置した後、同じように水を含ませレンジ内を拭きあげた後、乾拭きして完了です。
また、日ごろのお手入れとしても、電子レンジを使用した後は、簡単に乾拭きしておきましょう。