マンションを購入するなら早い方が良い。
マンションを買う時期について
僕は不動産屋で営業職をしていますので、さまざまな家やマンションの売買のお手伝いをしています。
皆さんは、マンション購入を考えるのはいつですか?
マンションは決して安い買い物ではありませんよね。
おそらくほとんどの人が、所帯を持ったら、あるいは子供ができたら、といったライフスタイルの分岐点でマンション購入を検討されるでしょう。
独身のときにマンションを買う、という発想はほぼなかったと言えるでしょう。
でも実は、ここ数年、マンションを早く購入された方の感想を聞くと、「早く買っておいて良かった!」と言う人が本当に多くなっています。
不動産の営業の僕が思うに、マンションは単身でも早いうちに買っておく方がベストだと考えています。
マンションは早いうちに買っておくのがベスト
なぜマンションを早く買っておいた方がいいのでしょうか。
家を購入する平均年齢は39歳くらいと言われていますが、僕は20代でも30代前半でもとにかく早く購入することをオススメします。
そう考える理由ですが、まず、住宅ローンの返済期間は長いので、若くて働けるうちに返済をした方が良いからです。
例えば40歳でマンションを購入するとしましょう。
35年の住宅ローンを組んだら、75歳まで返済を続けなければいけません。
定年が65歳として、その後の10年、どうやって支払うことができますか?
そう考えれば、結婚や子供の誕生は関係なく、返済期間を考慮して、元気に働けるうちに購入した方が賢明な判断だと僕は考えます。
また、マンションは資産として残りますので、安いときに購入しておけば、後に運用することも可能です。
なにより、早い段階でマンションを買っておくことで、老後に自分の住む家を確保している、という安心感を手に入れることができますので、これは大きいと思います。
マンションを買うにはタイミングが大切です。
今は晩婚化も進んでいますし、結婚を待っていたら一生賃貸暮らしになってしまいますよね。
寿命がますます長くなっている日本で、老後資金に貯めたお金だけで何年暮らしていけるか考えてみてください。
最悪な場合、定年を迎えた後に住宅難民にだってなりかねませんよ。
婚活よりまずマンション購入の検討を
マンション購入は、決して気軽に決められることではありませんし、若い人にとって不安やプレッシャーもあるでしょう。
でも実際に買ってみると、後で良かったと思うはずです。
子供ができても、マンションが活躍する時期は非常に短く、すぐに大きくなって家にいる時間は短くなり、そのうち自立して出ていってしまいますので、子供のためと固執する必要はないのです。
むしろ、婚活をするより前に、若いうちにマンションを購入しておくことを強くオススメしたい、そう思うのでした。